「“自分らしい生活”を送るために、作業療法士の私が大事にしていること」

こんにちは、作業療法士の越場です。あゆみので仕事を始めて、早いことに2年が経ちました。


以前は総合病院で主に自宅復帰を目指したリハビリに携わっていました。

今の職場に変わって1番痛感したことは、「自宅に帰ってからが、本当のその人らしい生活の始まり」ということです。

私は病院時代でも訪問の今でも必ず、利用者さんに聞くことがあります。

それは、「どんな生活を送りたいか?」ということです。

病院時代だとよく「自宅に帰りたい」という返答が多かったです。しかし、訪問になると「庭の世話ができるようになりたい」「1人で料理ができるようになりたい」とより具体的な返答になりました。これは、その人が実際に自宅の生活をしてみてできないことを実感するからだと私は考えます。

他にも「腰の痛みがなくなればいい」「歩けるようになれば思い通りの生活ができる」と答えてくれる人もいます。では、それが解決できたらその人が何をしたいのかを聞くことまでがリハビリするときに大事なことだと考えます。

何故私が、ここまでするかというと自分らしい生活を送ってほしいという願いがあるからです。

作業療法の世界で推進されている「生活行為向上マネジメント」というものがあります。簡単に説明すると、利用者様の24時間365日をイメージしつつ本人のしたい生活を把握し、生活をより良くするための評価ツールです。他にも「訪問リハビリテーションの評価・目標設定・プログラム立案のためのチェックリスト」や「カナダ作業遂行測定(COPM)」など、リハビリをするにあたって目標を確認しながら、その人らしい生活を送るために何ができるかを考えやすくしてくれるものがたくさんあります。なので、私もリハビリを行なうときに使用し、利用者さんと目標を立てています。

リハビリテーションをすること以外に、自宅の環境や家族、使えるサービスにも使うことも必要になってきます。そのために、利用者さんともどのように目標を達成していくか、逐一話し合います。そうすることで、利用者さんの「自分らしい生活」に一緒に近づけるからです。

ありがたいことに、あゆみのは心強い仲間が増えています。スタッフが増えてもあゆみのは、利用者さんの生活に寄り添い、その人らしい生活が送られるよう全力で支援していけるよう頑張っていきたいと思います。


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